心の栄養
学校給食が進化しているという
フランス料理や韓国料理…今では豪華メニューは当たり前
飽食の時代、届けたいのは心への栄養という
ズワイガニ、ハモ、ブランド牛などもある
メキシコ風料理のチリコンカン、ビビンバ等は定番なそうだ
またはキムチと沢庵を混ぜた「キムタクごはん」もある
いずれも「楽しいメニュー」という
2008年には学校給食法が改正され「食育」の視点が盛り込まれている
飽食の時代に対応し、食文化や、食事バランスに重きを置く法である
地元食材や世界の料理が登場するメニューの多様化はこの流れに沿うものだ
背景には子供の食の乱れがあるという
そうであるならば日本人が戦前まで大事にしてきた「伝統食」といわれる
一汁三菜を給食に採用しないのだろうか
ご飯を主食に味噌汁、梅干し、漬物、おかず一品の伝統食は
アメリカが健康を考えて、世界中の食文化を研究調査してこれこそ
世界で一番の健康食と認められた食事である
明治時代日本にきた外国人が日本人の体力の凄さに感動している
例えば人力車で人を乗せて100㎞走るとか驚くべき例が報告されている
外人医師が研究してその車夫に自分たちが食べている食事を食べさせたら
へたばってしまって走れなかったという
世界の料理を食べさせるのはいいが
子供達が体力のないウドの大木にならないことのを祈るばかりだ