和食の凄さ

和食の凄さ

和食大使・医学博士の服部幸應氏が明治初期の日本人体力の凄さのエピソードを紹介している。

明治初期来日した、ベルツ医師が日光に120km観光をした。

馬を6回乗り換えて2日掛かった。

もう一度行きたいと思い人力車夫を頼んだ。

車夫がなんと一日で行ってくれたので、ビックリ、食べ物を見た。

ご飯と、漬物だった。

洋食ならもっと体力が出るだろうと牛肉、バター、牛乳を2週間食べさせた。

車夫が旦那「人っ走り」出来なくなったと悲鳴をあげた。

ご飯、漬物に戻したら又「人っ走り」出来るようになった。

「人っ走り」は40km、当時の日本人は和食で凄い体力があったものだ。

当時の日本人は玄米5合食べていたという。

現代は炭水化物ダイエットが流行りでご飯が少なく肉が多いようだ。

又、ベルツ博士は怪我を消毒もせずに化膿しない、治りの早い日本人の身体にも驚いた。

西洋人は消毒をしても化膿したからである。

現在の相撲界は故障、怪我が多く、土俵上はサポーター姿が多い。

相撲界は和食から洋食にに変わったのかも?