湿気の多い家

日本の自殺者が32000人を越えているという。

世界NO.1の自殺大国である。

鬱の人も増えているそうだ。

室内空気汚染は化学物質のガスが一番恐ろしく、シックハウスの原因として知られている。

しかし、高い湿気の恐ろしさを気にする人は少ない。

シックハウスの話題から

友人の父が病気になったとき鬱の状態になり、包丁を構えて放さないので一晩語り明かして翌日、やっとの思いで病院に連れて行ったという。

其の家は湿気は高くなかったかと聞いてみた。

沼地に建てた家で、父が亡くなった後、部屋の掃除をしたところ、タンスの陰が黒かびが厚くあって大変だった。

しょっちゅう風邪を引いていて、病気がちの父であったという。

昔の家は災害の来ない高台の最高の場所にしか村落は無かったものである。

山を削り、沼地、低地を盛り、埋め立てた宅地が多くある。

そのような場所の家は湿気が高い。

高い湿気はプラスイオンが多く、病気の原因の活性酸素を体内に生成する。

祖先はプラスイオンも活性酸素も知らないけれど、高い湿気はの家は病気になると考え、湿気を調湿する、泥、土壁の家をつくって住んできたのである。

高気密でビニールクロスを貼った家を見たら、祖先はなんと言うだろうか。

現代人は知識はあるが、民族の文化を知恵を学ぶ謙虚さが無いようである