スマートウエルネス住宅
国交省は安全で安心、健康に暮らせるスマートウエルネス住宅の実現を目指す取り組みを
26年から開始している
エコハウス&エコビルディングEXPOが2月25日~7日までビッグサイトで開催されているので
トヨタホームにおけるスマート&ウエルネス住宅事業のセミナーを聴講した
講師はトヨタホーム代表取締役会長の立花貞司氏である
トヨタのウエルネス住宅快適環境として
室内空気環境は高捕集率外気フィルターで外気の有害物質を除去であり
室内空気の有害物質の除去は考えていないようである
住宅内の温度差がヒートショックの原因となる
ヒートショック軽減、快適向上対策として
高気密・高断熱化すれば、暖房しない場所の温度も上がる
高断熱+全館空調により外気温が氷点下でも全室、脱衣室も20度Cに保つことが出来る
その他
加齢によるストレス低減の階段、勾配が緩やか
部屋間の段差をなくし安全な出入り
「立つ」・「座る」の動作をサポートなど等
トヨタのウエルネス住宅は高齢者対策が充実しているようであり
心身の健全な発育が望まれる子供対策が無いように感じられたのは私だけであろうか
白人の天下だった植民地時代、アジアの独立国は日本、タイ、中国の3国であった。
強力な白人国家と闘い、明治維新以来、植民地にならず、独立国家として生きてきた
日本人の強さは精神だけでなく、日本人の肉体の強靭さにもあったと思います
精神は皇室を敬い、神道、江戸時代の四書五経の教育がつくった武士道精神であり
日本人の肉体の強靭さを育んだのはご飯を中心とした伝統的和食であり
また家族が和やかに暮らし日々の疲れを癒し、明日の活力を回復した
木と土と草と紙で出来ていた伝統的日本家屋にもあったと思うものです。
現代の工業化された、壁がビニールクロスの高気密・高断熱住宅が
高齢者にとっては快適であるとしても
日本の未来を担う子供たちの心身を
強靭に育む機能があるとはとても思えない
子供たちの強い心身の育むためにも、日本の伝統住文化の土壁の機能を受け継ぐ
「樹脂無添加・漆喰珪藻土壁」の採用を子育て世代の住宅にはお願いしたいものである