石油は燃える

11日午前2時20分出火で、福岡市の医院が2時間半で全焼
コンクリート造り地上4階の建物
10人の死亡が確認された
心からご冥福をお祈りします
13日福岡県警の調査によると、死因は全員一酸化炭素中毒で亡くなった
旧式の防火扉が違法放置されていたという
そのため一階の火元からの煙が上階に流れ込み参事につながった
火災が発生するたびに
犠牲者の殆どが焼死ではなく、有害ガスによる中毒死と言われている
現代は石油文明、石油化学の時代であり、その製品で豊な生活を享受してきたが
石油から出来た物は燃えるのである
石油化学で出来た建材も難燃化されているが、不燃ではない
難燃クロス・難燃カーテン等等
必ず燃えるのだという事を忘れてはいけない
其れも燃えると猛烈な勢いで有害ガスを発生する
燃えなくても有害ガスを発生して「シックハウス」の原因となる
弊社の昨年の倉庫の火災ではあっという間に火が広がり
あたり一面黒煙で見えなくなった
消火器で消そうと思ったがガスの臭いでやめた
短時間だったがガスを吸い込んで喉と気管の痛みが出た
使用していた建材がFRP、これほど激しく燃えるとは驚きだった
このガスと煙では子供、高齢者は逃げる事は出来ないと思った
珪藻土壁は土で燃えない
この医院も珪藻土壁を塗っていれば、全員助かっていた事だろう
子供、高齢者の弱者を守る為にも建築に珪藻土壁を奨めたいものだ
それも呼吸機能のより優れている樹脂無添加珪藻土壁エコ・クイーンであれば
火災防止と健康増進の一挙両得であろう