戦い

日本経済新聞 2011.2.25
人をかたどった最古の埴輪の出土した 奈良茅原大墓古墳 4世紀末、盾持つ兵士の埴輪である。
 革製の兜をかぶり、長方形の盾を構えた兵士を表現している。
 面接で高校生、20代の若者に外国との戦争になったら君はどうすると聞くと。
異口同音に全員が逃げる、戦いたくないと答える
何処に逃げるのかいと聞くと。
パスポートがあれば逃げられると答える人がいた。
 以前ある女性の集まりで、戦争の話をした。
一人の女性が、私は戦争が嫌いです。
だから私の子供には戦うことを教えたくないと言った。
 私も戦争は嫌いである。
しかし、男は社会に出たら男同士の勝負である。
弱ければ負けるのがこの社会である。
男の孫が3人になった。
男として必要な戦いがあることを教えたいものである。