無添加
水戸市に無添加の寿司で評判の廻り寿司のくら寿司がオープンして
数年経つ
回転当初より評判で、いつ行っても混んでいている
何回かでもどりして、やっとの思いで無添加寿司にありつけた
味はまあまあであった。
現代の食べ物は添加物まみれといわれている
廻り寿司も例外ではないらしい
添加物のカリスマ、阿部司氏は著書「食品の裏側」で添加物の中でも
出来れば避けたい、ワーストスリーを上げている
たんぱく加水分解物
果糖ぶとう糖液
アミノ酸
の三種類である。
驚く事には美味しいと思われている高級食材、一流メーカーの不断食べている調味料、高級食材等
とにかく美味しいと思って食べているものには殆ど入っている
特にたんぱく加水分解物は添加物業界では、魔法の粉とも言われ、二流、三流の食材を
超一流の美味しい味にしてくれるそうである。
日本人の味覚は超一流の繊細さを持っているといわれてきたが、
現代は魔法の粉の味に幻惑されているのではなかろうか。
自然の食材の味覚を味わえる舌を肥やしていきたいものだ
くら寿司さんは国民の健康を考えて無添加の寿司を提供していると聞く
その思いにお客さんが応えているのだと思う
食べ物の添加物には気を付ける人が増えてきたのは喜ばしい事である
しかし残念ながら住まいの添加物、使用されている有害化学物質については
余り関心がないようだ。
現在低価格の住宅が多く販売されているが無垢材は皆無で殆どが合板であり
化学物質の塊である。
住宅ばかりでなく、学校、保育所、オフィスビル、マンションにも化学物質は多く使用されている
消費者が無知なのか、供給側が無知なのかはわからないが
住まいの有害化学物質のガスを国民が逃げようがなく
吸わされている事は事実である。
見かけの豊かさ、便利さ、経済性、効率性と引き換えに国民が失ったものは大きい
木造の土壁、漆喰壁の居住環境には無かった問題がシックハウス問題である
最新の技術で建築した国会議院会館が身体の不調を訴える議院、職員が多く出ているという
対策として空調を24時間稼動させることにしたそうだ。
省エネの時代に逆行するものではないだろうか
また、エネルギーを使用しなければ住めないような居住環境も問題ではなかろうか
左官の塗り壁、漆喰系珪藻土壁「エコ・クイーン」を塗れば解消出来る問題でもある。