子供に刃物を持たせることで、刃物の危険、命の尊さを教えたいものだ。
少年が教師、親、友人、人を刃物で殺傷する事件が発生し、刃物は危険であるということで、刃物を持たせない、学校に持参させないようになっているという。
 私の少年時代のことを振り返って見ると男の子は肥後乃守の折りたたみナイフ、女の子は切り出し小刀を持ち、鉛筆、木を削ったり、色んな工作をしたものだ。
 刃物で蛙等、生き物を刺したり、殺したりすればこっぴどく親から、大人から叱られた。
自分の手を間違って骨が見えるまで切ったこともあった。
 その痛みがあるから、人を刺したり、生き物を殺したり、命を奪うことの過ちを知ったのだと思うのです。 
 子供に危険であるから刃物を持たせないのではなく、逆に持たせることで刃物の持つ危険を、生き物を命の尊さを教えることが出来ると思っている。
 女の子には、包丁で料理を、男の子には切り出しナイフで工作をさせたいものだ。