だるい

 湿気の多い日があり、ガラス戸が結露で曇っていた。

コンクリート造のオフィスビルの一回で開催された早朝のセミナーの会場である

終了後、口々に今日はなんか身体がだるいとの声があった


 日本の気候は湿気の多い気候である。

快適湿度は40%~70%の間といわれる

この湿度帯であれば、空気中に浮遊している水の分子の大きさは0.5からナノメーターであり、マイナスイオンに帯電している。  

 

 マイナスイオンは還元イオンであり身体の免疫を高め活性化してくれる

湿度が70%超えるに従い、水の分子が大きくなり、プラスイオンに帯電される

プラスイオンは体内に入ると活性酸素に変る。

 医学会では体内の増えすぎた活性酸素が色々な病気の原因と報告されている

高い湿気は病気の原因であったのである。

日本人は高い湿気が病気の原因ということを本能的に感じ、高い湿気から身体を守る居住環境をつくってきたのである

それが木と土と草と紙の家であったと思うのである


 最近、木の温もり、木の暖かさ、木の香り等々のハウスメーカーの家の宣伝が多い

 しかし、日本の家の壁は土壁であり、木の板の壁の家は先ず無かったと思う

 著名な教育団体の理事長が書いた家庭教育の本にも日本の家は木と紙の家との著述があった。

日本の家の歴史、文化を正しく伝えて欲しいものである