畳と折り紙

TVで世界 ニッポンに行きたい人応援団を見た。

グァテマラのオットーさん、折り紙の大好きな外国人である。

日本各地を訪れて日本の素晴らしさに感動して涙を流していた。

山形県南陽市の「いきかえりの宿 瀧波」1915年創業を見て

「なんて美しい建物ですね。神社ですか」聞いていた。

瀧波の畳の部屋で折り紙を折って

「畳の上で折り紙が出来るなんて夢のようです」と

又涙を流すオットーさん

こちらも涙が滲んだ。

日本の建築は明治の頃、来日の外国人には芸術作品に見えたと

渡辺京二氏の「逝きし世の面影」に記されている

リフォームで、藁床の本物の畳が多く産廃に出てくる

和室を洋間に、壁をビニールクロスに

床をフローリングにリフォームする家庭が多いからである。

外国人が涙を流すほどの日本の住文化が分からない

日本人が増えているようである