引きこもり
引きこもり54万人
7日内閣府の発表、学校や仕事に行かず、半年以上自宅に閉じこもっている15~39歳の「引きこもり」が54万人いるという。
20歳以上が50%近い。就労経験尋ねると、非正規雇用が35.1%、働いた経験のない人は27%もいる。
かって高齢の禅僧が、動けなくなり食を絶った「働かざるもの食うべからず」と。
昭和30年代、日本がまだ貧しかったころ、子供は貴重な労働力で、親の手伝いをさせられた。
幼い子は幼いなりに、家の掃除、家畜の世話、ふろの水汲み、子守などをした。
小生も7歳で一番下の弟をおぶったものだ。
働かない事には食べ物にありつけなかったのである。
親の教育は勉強よりも働け、働けだった。
子供は義務教育を終えると就職した。
家でゴロゴロして居ようものなら、お前に食わせるものは無いと家を追い出された。
否応なく己の力で生きていくしかなかったのである。
生きていく自立心を親から叩き込まれたわけだ。
甘すぎる、過保護な親が多いようである。