職人不足解消へ
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住宅大手が現場で働く大工などの職人の育成法の見直しが始まった
積水ハウスは訓練校を増設して受け入れを拡大
旭化成ホームズはeラーニングを導入して知識の習得を助ける
大和ハウス工業は高い技能を持つ職人を対象に日当を3000円割り増す制度を導入
積水ハウスは全寮制で、半年間、基礎の施工や構造材の組み立て、内外装等を学ばせる
旭化成ホームズは住宅部材の種類や設置方法等について画像で、クイズ形式で教える
国勢調査によると
大工は2010年時点で40万2千人と10年前より38%も減った
2020年には21万人にまで減るとの予測もある
私の推測だが、大工の高齢化と、若者の入職不足で15万人まで減るとみている
伝統技能と言われる大工、左官、建具などの技能は訓練校では覚えられない
実地の建築で建物を作って覚えるしか方法がないと思っている
半年間や、画像等で熟練技能を習得できるものだろうか
組み立て、知識は身に付くかもしれないがそれでは大工と呼べないのでは
現代建築は伝統技能者が技能を習得、維持、継承の出来ない設計が多い
職人不足を解消するには
設計図書を形にする技能者が喜んで施工する、儲かる
技能の習得、維持、継承の出来る設計をお願いしたいものだ