汗をかく
Posted in 土・しっくい・珪藻土壁
新卒ニート3万人
大学を今春卒業した約56万人のうち6%に当る約3万3千人が進学も就職の準備を
していない事が8月27日文部科学省の調査で分かった
大半が「ニート」とみられ、学校から職場へのスムーズな移行が難しいという
若年層の課題が浮き彫りになった
ニートへの対応が遅れれば質と量の両面で日本の労働力の劣化を招き、生活保護者の
増大なども懸念される
抜本的な対策が必要だ
「日経2012.8.28」
何と甘ったるい記事だろう
ニートなんてカタカナで言うからしゃれた風に聞こえるが
単なる働く気の無い怠け者である
最高学府を親の脛を齧って出ながら働かないとは
働いて今までの恩を返すという考えが無いと思われる
こういう輩を恩知らずといって昔は軽蔑されたものだ
今は家庭でも、学校でも働く事を教えないのでは
小生の子供時代、勉強しろとは言われた事は無かったが
風呂の水汲み、庭の掃除、家畜の世話等子供にあった仕事をさせられたものだ
やらないと食事にありつけ無かったものである
勉強よりも働く事をしつけれれたと思う
明治の社会教育家
蓮沼門三は
誓願という文を残している
人よ醒めよ醒めて愛に帰れ
愛無き人生は暗黒なり
共に祈りつつ全ての人と親しめ
我が住む里に一人の争う者なきまでに
人よ起て起ちて汗に帰れ
汗なき人生は堕落なり
共に祈りつつすべての人と働け
我が住む里に一人の怠る者なきまでに
現代は国家が生活保護で怠け者を養う時代なようだ
これで国家が破産しないといえるだろうか
杞憂であれば良いのだが