ご飯・魚・味噌汁・漬物

プロレスラー・東京都文京区議の西村修さん(40)が
下腹部の癌「後腹膜腫瘍」平成10年発病、から見事にカムバックした談話を
発表している
10年4月に異常を感じた
8月に病院で検査、癌の疑いがあると言われた
9月に摘出手術、転移予防の放射線治療を奨められたが、造血細胞が破壊される等
身体が大きなダメージを受けるので「命を取るか、プロレスを取るか」で
一ヶ月以上悩んだ結果放射線治療を受けないことにした
生きるために考えたのが「食の改善による体質改善」であった
レスラーの身体を作るため、それまでの肉類を中心とした暴飲暴食をやめた
台湾で漢方治療、イタリア、インド等世界の食を放浪した結果
「地元で取れる旬のものをその土地の伝統的方法で食べるのが最も身体に良い」
ということを身をもって知った
日本の伝統食は米、魚、味噌汁、漬物、梅干しなどです
これらを食べながらトレーニングを再開、徐々身体を作っていきました
そして12年6月1年10ヶ月ぶりにリングに立つ事が出来た
議員を目指したのも闘病を通じ「食の大切さ」気付かされたからです
ご飯や味噌汁を中心とする日本人本来の食生活を続けていますが
疲れにくく、筋肉の状態も非常に良い。
やはりパンよりもご飯、肉よりも魚が日本人には適していると思う
この日本食を学校の給食に広げていきたい
「食生活の改善で全ての日本人を健康に」と考えているんだそうだ
戦後食生活の改善は米からパン、魚から肉、味噌汁からスープであった
カロリー重視で、カロリーの無いもの特に、漬物、梅干しは切って捨てれらた
最近のホテルの豪華な弁当には漬物がないものが多い
米パワーの凄さは明治時代医師のベルツ博士が実証している
日本人の締まった筋肉の肉体美、怪我をしても塩を摺り込むぐらいで
化膿しない身体に吃驚している。西洋人はすぐ化膿したんだそうだ。
人力車車夫で実験した
1ヶ月1人には西洋人と同じ洋食
もう1人には今までどうりご飯、魚、味噌汁の日本食
一ヵ月後ヨーイドンで人力車を走らせた
結果は洋食の車夫は1時間も走れずリタイヤしたそうな
戦後アメリカで水泳の世界新記録を連発し富士山の飛魚と称えられた
古橋広之進氏は述懐している
戦後食べ物といえばご飯と味噌汁と漬物しか無かったと
日本食がつくったその肉体が世界を驚かせたのである
若い人の食が乱れている
甘い菓子パンにコーヒー、インスタントラーメンにジュース
殆どご飯を食べない若人も多いようだ
世界が認めている伝統的日本食の素晴らしさを広めたいものである