しっくい復活に向けて
漆喰復活に向けて。
国土交通省の方針で今年度より建築に漆喰工事の復活が決まり
先頭を切って国の工事に漆喰が採用される。
漆喰が無くなった原因として
☆漆喰の3K(コスト・クラック・工期)が知られている。
★コスト高い (手間暇かかる・手仕事)
★クラック・ヒビ割れ(壁が厚いと割れる・剥がれる)
★工期がかかる (乾燥・硬化時間長い)
しかし、喰壁が敗れた本当の原因を正しく左官業界が認識しないと
再び敗北することになりかねないと思う。
漆喰が敗れた本当の原因は、漆喰が合成樹脂の混入
塗り厚みが薄い等で高度の調湿機能を失い
日本風土の夏の高い湿度から住まう人を守れなかったことにあると思う。
★合成樹脂混入で調湿機能の低い漆喰になった。
★石膏ボードに漆喰薄塗りでは、調湿建材の性能70g/㎡をクリアできない。
☆高い湿度の空気はプラスイオンで体内に入ると病気の原因の活性酸素をつくる。
又高湿気で発生したカビの胞子は腸をカビさせ、腸内細菌を減らし、免疫を下げ病気の原因となる。
日本人は高い湿気は病気の原因となると経験上知っていたのである。
☆茨城県左官工業連合会では漆喰の3Kを改善した
ハイグレード漆喰(珪藻土壁エコ・クイーン)を漆喰壁復活の為に
平成10年から取り組み17万㎡の実績がある。
★ハイグレード漆喰は
漆喰にブレンドした炭の5000倍の多孔質珪藻土が高調湿機能を発揮
又、白セメントが工期を短縮し、塗り厚み3㎜で快適湿度(40~60)を保持して
室内空気をマイナスイオン化します。
空気中の有害物質(化学ガス、悪臭、電磁波、花粉、ハウスダスト、油煙、煙草の煙等)は
プラスイオンに帯電しています。
ハイグレード漆喰は生成するマイナスイオン空気が
あらゆる有害物質プラスイオンを中和消去し
エネルギーゼロで空気浄化し快適・健康空間を提供する漆喰です。