可哀そう

可哀そう。

歌人、岡野弘彦氏(95歳)の子供時代、小学校に片道2キロ半歩いて通ったと

読売新聞「時代の証言者」に述べている。

履物は足半草履でかかとのない草履だった。

小生も小学校に4キロの砂利道を歩いて通った。

雨の日も雪の日も嵐の日も歩いて通ったものだ。

今は祖父母が車で送り迎えと田舎の姉から聞いた。

最近○○市の市長が嘆いていた。

少子化で学校の統合が進みスクールバスを運行している。

バス停から学校まで500mしかない。

その500mを歩かせるのが可哀そうとの父兄からの声で

バスを学校までに運行を変えたという。

過保護も極まれりである。

鍛えられる場を奪われている子供たちこそ可哀そうである。