ミカンの効用

みかんは「古事記」や「日本書紀」に記述があるほど日本人にはつきあいが長い果物である。

みかんは冬炬燵で食べるのが寒い冬の楽しみの一つであった。

今日本人のみかん離れが深刻である。

果物消費量ダントツの一位だったのが平成16年にはバナナに一位を奪われている。

現在は最盛期の四分の一に減ってしまった。

みかんの効能は、ビタミンC、A、P、カリウム、ペクチン、クエン酸が含有されている。

みかんは昔から風の薬として知られ、風邪に対する抵抗力、免疫力が高まります。

熱帯果物のバナナは体を冷やすが、みかんは温める働きがあるのである。

みかんはまた、ビタミンPが毛細血管を破れにくく、健全にし

又ペクチン、カリウムの働きで、動脈硬化、高血圧を予防、高血圧や脳卒中が心配な人に適しています。

今寒い家が高齢者の心疾患、脳疾患に悪いと

高断熱で暖かい家つくりを国が推進している。

みかんを食べて寒い冬の健康を守ってきた食文化も大事にしたいものである。