家食と和食

俳優加藤寛氏「食」について語っている。

身長183cm53歳彫の深い顔立ちのナイスガイである。

「肉よりは魚。牛肉はあまり食べないですね」

基本は「家食」。妻が作る和食を食べる。

「消化酵素などの面を考えれば、長年、和食を食べてきた日本人は和食があっていると思う」。

食事の大切さは、大学時代の一人暮らしで思い知った。

母の料理はグラタンやクリームシチュー、カレー、焼き魚などごく普通のものだったが

いろいろな野菜をちょこちょことバランスよく出してくれた。

一人暮らしで食べたのは、ハンバーグと御飯だけなど、腹一杯にするだけの食事に変わった。

中学高校と陸上で、インターハイに出た体が

これまで経験したことのない「肉離れ」頻発するようになったのだ。

母のバランス良い食事の有難味を思い知った。

今、子供が、若者が転んだり、躓いたりしてよく怪我をすると聞く。

「家食」の和食離れの影響が大きいのではと思う。