大腸がん

 

国立がんセンター2013年の診療実績が公表された

日本人のガンの最多は大腸がんである。

男性は大腸がんが一位で、女性は乳がんが一位、大腸がんが二位である

大腸がんは日本人には縁のなかった癌である

乳がんも少なかったという

抗がん剤を使用せず、「SOD」活性酸素を取り除く酵素で癌治療する

「丹羽療法]で著名な丹羽靭負氏は

大腸がん、乳がんの増えた原因として

日本人の食事の変化、和食から欧米食への変化をあげている

日本人は米を食べなくなり、野菜も少なくなった

老人も子供も肉が大好きで一番のごちそうと思っているようだ

ステーキは食べて、なけなしの野菜を残す人もいる

日本人がこれほど肉好きになった理由を

医学博士の田下昌明氏は

70年前の戦争で、肉を食べる人たちに負けた屈辱感、挫折感を何とか吹っ切ろうとしたなかで

日本人はでんぷん質(米)と野菜ばかり(漬物)食べていたのが失敗だった

これからは欧米人のように肉を沢山食べれば体格も頭もよくなるのではないかという錯覚・・・

「敗戦ショック・外人コンプレックス」を持ってしまったところに大きな原因があると述べている

(カッコ内は小生の私見)

子供達も確かに体格は大きく、立派になったが体力の無さは嘆かわしい限りだ

NPO法人アジアチャイルドサポート代表理事

池間哲郎氏はフランス植民地時代を知るカンボジアの89歳の老人の話を伝える

フランス植民地時代は酷かった土地、家、畑、作物、家畜なんでも重税をかけて貪ぼられ

全てを取り上げられて、毎日の食事さえままならかったものだった

白人にはかなわないと思っていた、そのフランスを日本の軍隊が追い払ってくれたのだ

日本人を最初はフランス人より酷いのでは思っていたが

「みんな礼儀正しくビシッとしていた。物を奪ったり、女の子に悪さをする者はいなかった、無様な日本兵はいなかった」

「日本軍の飛行場建設の現場で日本兵と共にツルハシやスコップを使った」

「日本兵は小柄だが体力は凄かった」と話している

小柄で体力の凄さでカンボジア人を驚嘆させた日本の兵隊は何を食べてその身体を作り上げたのだろうか

日本人が今食べているような食べ物でないことは確かである

大腸がんは勿論無かったことだろう