舌が喜ぶ

「健康」よりもおいしさを追求した。

カップヌードルがヒットしているようだ。

健康を考えて、昨年3月にカロリーと脂質を抑えた製品を出したが

50~60代は振り向いてくれなかった。

これまでも健康を意識した製品は伸びなかったという。

そこで、反省を踏まえ、調査したところ、中高年層は「健康より美味しさをもとめる」ことが分かった。

新製品は「スッポンとフカヒレ」をベースに開発した。

万人が幸福になれる、生活のすじみちを教える、倫理運動の創始者「丸山敏雄」

不健康の原因の一つとして

「人は働けば健康である。なまければ体は弱る。それなのに、なんとかして仕事をすまい

うまいものは食べたい、楽をしたいと願う」と教える。

古人はいう、健康には「舌が喜ぶ食べ物より、身体が喜ぶ食べ物を食べよ」

食品メーカーは食べる人の健康を守るという、使命を忘れてしまったようだ。

中高年になると薬を飲む人が増えてくる。

舌が喜ぶものを食べて、医療費の増額に貢献しているのだろう。

 

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