建築士会のセミナーに珪藻土壁を展示した

 建築士会のセミナーに珪藻土壁のコーナーを展示した。
珪藻土壁は知っているという建築士さんが多かった。
珪藻土壁に種類があること。
 吸湿機能に差があり、珪藻土を固めている素材については
知っている人はいなかった。
特に表面が指でこすって、いとも簡単に崩れてしまった、珪藻土壁をみて
全員が唖然とした顔をしていた。
珪藻土は自身では固まる力は無く、壁材にするには固化材が必要となります。
そのため、珪藻土の%は約30%が限度であり、それを超える珪藻土壁は樹脂を含むものが多いのです。
珪藻土壁というより、珪藻土入り、石膏壁、しっくい壁、樹脂壁といったほうが消費者は分かりやすいと思うのだが。
現在、流通している珪藻土壁の殆どは石膏で固めた物が多い。
石膏は使いやすい面があるが、工業製品であり、湿気にもろく、かびやすい素材である。
 石膏の湿気に対するもろさを知っている設計士はは少ない。
一般のユーザーも殆ど知らないであろう。
しかし、製造しているメーカーは知らないはずはないと思うのである。
石膏を使用していても堂々と自然素材であると宣伝しているメーカーもある。