クロスとビニール

東京から来た30歳になる営業マンに日本の住文化土壁、漆喰壁の素晴らしさを話した

日本の風土、温帯モンスーン特有の夏の高温多湿から日本人の健康、命を守ってきた

住文化の凄さである

現代住宅は室内湿度が高いから、カビ、ダニが発生する

ダニ、カビは湿度が60%以下では生きていけない

土壁は調湿機能で室内湿度を60%以下にして

ダニ、カビの生きていけない家をつくっていた

今は土壁の代わりにスピードがあり

効率の良い珪藻土壁が20年前に誕生している

珪藻土壁には樹脂添加、無添加があり機能が全く違い

樹脂添加型はビニールクロスと殆ど同じである

現代建築の壁は壁紙、クロスと称しているが素材はビニールのビニールクロスを貼っており

湿気が多い湿気ハウスであり、クロスから発生する有害ガスで有害な環境だと思う

日本のような湿気の多い国で家に有害ガスの発生するビニールを貼って住むのは

どうかと思うと教えてあげた

彼はまじでクロスがビニールで出来ていることを知らなかったのである

壁紙、ましてクロスというから素材は布か紙と思っていたようだ

クロスがビニールで出来ていて、有害ガスが発生しているなんて

僕の周りでは多分誰も知らないだろうと言っていた

知らぬが仏とはこのことであろう