土壁塗り

茨城県つくばみらい市(旧伊奈町)に間宮林蔵の生家と間宮林蔵記念館がある

間宮林蔵は1780年生まれ、江戸後期の探検家、測量家で樺太を探検し

島であることを確認し、間宮海峡として世界地図に名を記されていることで有名な茨城県が生んだ偉人である

生家は築250年以上か茅葺の木造平屋で土間があり、壁は土壁、障子、雨戸の造りである

東日本大震災で土壁の一部が崩れ、その復旧工事を受注し、こまい掻き荒壁塗りを

先輩に交じって2年になる左官研修生が荒壁を嬉しそうに塗っていた

左官の伝統技能を若手に技能継承できる現場があるのは嬉しいことだ

隣に建つ、記念館はコンクリート造りの平屋建てで内外壁ともコンクリート打ち放仕上げであり

左官の塗り壁は無い建築である

生家は250年の歴史を感じさせる風情があるが

記念館は外壁のコンクリート打ち放仕上げが薄汚れていて残念であった

生家は250年の年月を耐えてさらに残っていくことだろうが

コンクリートの記念館は何年もつものだろうか

記念館の周囲は長閑な田園風景が広がっていた