試練

2020年東京オリンピックが決定した
プレゼンターとしてトップでマイクの前に立った
佐藤真海(まみ)さんの評価が高い
大学時代に癌で右足を失った、昨夏のロンドン大会まで3大会
連続でパラリンピックの女子走り幅跳びに出場した
「義足のロングジャンパー」である
プレゼンターに選ばれたのは「佐藤さんの明るさと熱意」だという
笑顔も素晴らしい人だ
癌で右足を失った失意の中でスポーツが前を向かせてくれた
東日本大震災で故郷気仙沼が被災した
被災地を支援する中、そこで見たスポーツの力
夢と笑顔と希望をもたらし、人と人を結びつける力
すべて自らの体験を語った
聴く者の心を揺さぶるスピーチだった
涙を流して聴いた人もいたという
応援部のチアリーダーだった早大2年生の01年
骨肉腫が見つかって右膝から下を切断
絶望のどん底で母に言われた
「神様は乗り越えられない試練は与えないんだよ」と
真剣に打ち込めるものを探し、高校卒業以来となる陸上競技を再開
04年アテネパラリンピック出場をつかんだ
大震災の支援の中で日本が見たスポーツの持つ力
価値、卓越、友情、尊敬が言葉以上の力を持つということですと
スピーチは結ばれている
小生はスポーツオンチ、観るのは好きだが、何をやっても褒められたことがない
ボーリングはガターばかり、野球は三振、トンネル、ゴルフは言うまい
19歳まで大病を患い、医者より一切の運動を禁止されたのが原因と思ってきたが
しかし、佐野さんのメーセージでスポーツの持つ力を知った
とりあえず、ゴルフの素振りでもしてみよう