技能工不足

技能工不足

2025年に128万人不足すると言われている技能工不足の対策が

官庁、民間からあいついで発表されている。

中身はどうやって若者を建設業に入れるかが多い。

肝心な育成・養成の点が抜けているように思う。

一朝一夕に熟練技能者が生まれることは無い。

特に高度技能工養成には長い時間が必要となる。

暗黙知の高度な技能はOJT、職人が現場で教える方法しかない。

現在、技能工不足、生産性の向上目的での建築の工業化推進で

OJT出来る現場が少なくなっている。

高度な技能は熟練技能者でなければ教えることは出来ない。

今高齢化で団塊世代の熟練技能者が大量リタイヤする時代を迎えている。

教える職人がいなくなる、覚える現場が少ない現状を打開する対策が喫緊の課題であろう。