人生100年時代

人生100年時代がマスコミに登場してきている。

人生100年時代、腸内フローラから未病を考えるシンポジウムが開催された。

基調講演の國澤純薬学博士はお腹には免疫細胞の半分が存在する。

その免疫をコントロールする重要な因子の一つが腸内細菌である。

腸内細菌は人の健康、病気に大きく関っている。

100歳長寿者の腸内細菌、生活習慣を調べた共通項は

  • 腸内にビフィズス菌(善玉菌)が多い
  • 発酵食品を多く食べる
  • 腸内細菌のエサの食物繊維を良く食べる
  • 畑仕事などで良く体を動かしている

と伝える。

最近健康には、段差のない家、断熱して暖かい家がブームであるが

100歳長寿者が住んできた家は反対であったと思う。

医師山田豊文氏は、体は適度の負荷が無いと健康に生きられないと言う。

昔の家は暑さ、寒さがあり、段差があって、生活習慣も拭き掃除

洗い板洗濯、布団畳み等、立ったり座ったりで

否応なく適度の負荷がある生き方であった。

現在人気の冬でも暖かい、クーラーで夏涼しい段差の無い

電化製品に囲まれた楽な家に住み

発酵食品の多い日本の伝統食をあまり食べない

青少年が元気で健康で100歳長寿を迎えられるのか疑問に思う。