シックハウスとアレルギー

シックハウス対策の建築基準法が平成14年に改正されて以降相談件数は減少したが

ゼロにはならず近年は横ばいであると

厚生労働研究班が報告している。

疫学研究では、子供のアレルギーが増えているが室内の湿度が高くなり

かび、ダニの発生が原因の一つであるとしている。

高湿度により細菌・真菌等の微生物が増加することが

直接の感染症、アレルギーの原因となるので

化学物資の発生を抑えることと換気を十分行うことが

健康住宅に求められるとしている。

室内の高湿度がシックハウス、アレルギーの原因になると

報告されたわけだが

国の方針で住宅の高気密・高断熱化が進んでいるし

湿気を吸収出来ず、化学物質の発生源であるビニールクロスも

安全だと国が推奨している矛盾がある。

壁に日本の住文化である樹脂無添加・珪藻土漆喰壁を塗れば解決出来ると思うのだが。