エコ・クイーンは難しい

エコ・クイーンは施工が難しいからやるのは嫌だという。
現代の家は大壁構造で真壁が少ない。

エコ・クイーンは石灰の中に、珪藻土壁が入った壁で、
珪藻土の色で着色した珪藻土壁であり、一種の大津壁ともいえる。

しまりを見て鏝を当てるタイミングを間違うと見事に
色むらが出ることがある。

真壁であれば、左官一人でも仕上げ可能であるのだが、
大壁では一人での仕上げは不可能でチームワークが必要となる。

エコ・クイーンは大変塗りやすい壁なのだが、
仕上げが難しい壁なのである。

特に大壁は仕上げが一人では不可能で、複数の左官が必要である事が、
難しいと言われているせいかと思う。

イオンとダイエーが合併する時代である。
左官業界も狭い縄張り争いはやめて仲良く協力体制で
行くことが大切かと思う。
エコ・クイーンも仲間を大切にチームワークでやっていきたいものである。