精子減少と少子高齢化

少子高齢時代と精子減少

晩婚化が進んでいる 2012年平均初婚年齢男性、30.3歳 女性29.2歳

第一子出生時の母親の平均年齢は30.3歳である

昭和50年代、女性は25歳を過ぎると嫁の貰い手がないといわれたものだが

2010年の25歳女性の未婚率は74.6%である

結婚しても子供が授からない夫婦が増えている

不妊検査や治療経験のある夫婦は16.4%、6組に1組が悩んでいる

子供のいない夫婦に限れば28.6%に跳ね上がる

日本は「不妊大国」ともいえる

厚労省の調査では20代、30代の男性の30%は女性に興味が無く

セックスに関心が無い男性も増えているという

自慢にはならないが私たちの20代の頃は女性に関心があり過ぎて困った世代である

北里研究所病院臨床環境医学センター  宮田幹夫氏は

2002年 シックハウスを防ぐ設計の論文で シックハウスは室内空気汚染問題であり

微量化学物質とホルモンの問題には

すでに環境ホルモンの問題があり 精子数の減少、子宮内膜症などが表面化しているという

ビニールクロスは塩化ビニールを柔らかくするために可塑剤

不燃化するために難燃剤を大量に使用してできている

この可塑剤が環境ホルモンであり

難燃剤がサリンと類似の毒ガスであると宮田博士は警告する

今精子が正常の50%しかない若者が増えているという

若い男女がビニールクロスのシックハウスから、シックスクール、シックビルディングに通い

栄養価の低いジャンクフーズを食べ、強力な洗剤に浸かり、携帯電話の電磁波を浴び続けて

将来の日本人はどうなるだろうと警告を発している

今2015年、ますます若者を取り巻く環境は悪化してきたのではないだろうか

精子減少、生殖機能が衰えたのでは日本の未来が崩壊する怖れがあると思う