昆布のおにぎり

ソチオリンピックが始まった
日本の若い選手の活躍が期待される
ジャンプの高梨沙羅選手も金メダルが有望である
「なんとかコンディションを維持できる体にして欲しい」母千景さんが
森永製菓のトレーニング施設「ウイダートレーニンラボ」訪ねたのは
平成24年春
終盤に脛の痛みや疲労に苦しんだ前期の反省からだった
管理栄養士の細野恵美さんが指導にあたった
まずは練習や、試合直後の栄養補給の改善から始めた
高梨は甘いものが好きで練習後に
クリームたっぷりのパンを食べることもあった
細野さんの指導で高梨の食事への意識が高まり、体重管理にも気を遣って
食事は必ず野菜から食べるなど
またこれまではや競技前や試技間は体重を気にして飲食を控えていたが
今は
試合前 生姜湯
試合中 カステラか昆布のおにぎり
試合後 温かい豆乳・カステラ
が今シーズンの高梨沙羅の必勝メニューである
昨年12月7日のワールドカップ第一戦で、高梨は苦手だった
着地時のテレマーク姿勢を決め
「体を支えられる力がついた」を栄養改善の手ごたえを口にしている
興味あるのはパンから昆布のおにぎりである
ご飯の消費量は昭和37年ピーク時の120kgから半減60kgである
一人一日約一合である
かっては一人一日四合を食べていた日本人である
最近食堂で、半ライスを注文する青年、中年が多くなった
小生はライス大盛りをたまには食べるのだが
最近体力が無く、怪我のしやすい人が増えているようにも思う
ご飯と味噌汁、漬物、魚で頑健な体力、怪我をしにくい体を誇っていた
日本人はどこへいってしまったのだろう
高梨沙羅選手には
「昆布のおにぎり」で金メダルを獲得し
世界無形文化遺産の和食パワーの凄さをアピールしていただきたい
日本食=健康であり
繊細で美味しくて美しくて、かわいくて・かっこよいのが和食である