スイーツ
スイーツ
若い女性の日常会話やテレビ番組などでおなじみと思う
本来英語では「子供用のあめ、グミ、プリンなどの糖分の高い食べ物全般」を指す
日本では「おしゃれなデザート」や「おいしいおやつ」といった意味合いに転用されているようだ
「スイーツ」と「デザート」の違いとは
デザートは食後限定で果物も含まれるのに対してスイーツはまさに何でもあり
しかも和菓子には「和スイーツ」という造語まで生まれたらしい
最近の調査では日本の二十歳代の女性の約75%が食後のデザートではなく
普通の「おやつ」として
15%はなんと「食事のかわり」としてスイーツを食べているとか
そういえばコンビニで若い人の食事が気になるので
食事時、何を買うのか見守る時がある
二十歳の女性 朝食に大福一個 缶コーヒー一缶
男性も似たようなもので菓子パンに缶コーヒーであった
おやつにはいいと思うが食事代わりは危険があると思う
食養学の大家「桜沢如一」氏は甘いもの、砂糖の取り過ぎは塩分の取り過ぎより怖いという
塩分は取り過ぎるとのどが渇いて自ずから水を飲むからいいが
甘いものの取りすぎはセーブがかからないので制限無く食べ過ぎるという
又、砂糖を消化するにはカルシウムが必要である
本来地上は太古の昔海底であり、堆積した生物の死骸のカルシウムが多く含まれている
ヨーロッパの土にはカルシウムが豊富であり、野菜、草、流れる水にも多く含まれているので
ヨーロッパ人は改めてカルシウムを補給しなくてよいのである
ちなみにドーバー海峡の白い絶壁はカルシウムの塊である
日本は火山国の為、堆積した火山灰の為、土には殆どカルシウムは無く、
かっての日本人はカルシウムの補給は小魚、海草のカルシウムで補ってきた
現代人は小魚、海草の摂取が少なく、カルシウム不足で、砂糖の消化に自分の骨のカルシウムを使って
しまうのである
現代の若者のひ弱さはその辺に原因があるのかも知れない。