冷房

 教室の冷房化
文部科学省の基準
夏季の教室温度は30℃以下が望ましい。
学習に集中できるのは28~25℃。
学校の冷房導入に詳しい、松原斎樹(なおき)京都府立大教授
(建築環境学)
近年の猛暑の為子供達は劣悪な環境で勉強しており、冷房導入は贅沢とはいえない。と言っている。
 全国の公立小中の普通教室のうち、冷房装置のあるのは10.2%
東京都23区内は公立小中の普通教室の95%導入(09年調査)
さいたま市、川崎市、京都市は教室の冷房100%時実施
 今年の夏は気象庁観測以来、113年ぶりの猛暑であった。
庭木も枯れ、野菜も生育不足、人間も熱中症でやられた。
しかし、暑さで比べるならば、日本より暑い国は多くある。
何か日本人が暑さ、寒さに弱くなってしまったと感じるのは私だけであろうか。
 勉強するのが暑くて可哀想と学者、大人たちは言うが、暑さに耐えられる体力、気力を子供達に身につけさせたいものである。
 中東の砂漠の国では王族といえども、子供達は砂漠での、テントの生活を過ごさせるのだそうである。
如何なる事態になっても生き残るためには、過酷な砂漠生活を体験させて、己の体力、気力、精神力を鍛えていくしかないからだという。
地球の資源は有限であり、石油も例外ではない。
砂漠の国の人々は賢明であり、無限であると思っているらしい愚かな日本人とは大違いである。
 子供のうちは暑さにもだえさせ、寒さに震えさせることである。