技能継承
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茨城県建築関連団体交流会では各団体が意見交換している。
今回は茨城県建設業協会会長、幹部を招いて技能継承について話した。
団塊世代の技能者は、徒弟奉公時代に技能を習得した世代で
高度の熟練技能の保持者ですが、高齢化でリタイヤの時期を迎えております。
現在、高卒の入職者は僅かであり、技能の継承が危ぶまれる状況です。
技能者不足で建築は工業化工法、鉄骨、PC、S造が多く、RC造は少ない現状です。
生産性向上、技能者不足でさらなる工業化は進むものと思われます。
この状況では各専門工事業界、建築現場で高度の技能を習得することが不可能になっており
自社内、または業界で技能訓練をして技能習得、維持をしている状況があります。
自動車業界では技能継承の為に、工作機械、ロボットを使用しない
手作りラインを作り技能継承を図っていると仄聞しております。
建築業界も技能工養成建築を民間は無理でも
公共工事の一部に採用して頂きたいものですと話した。