働かざるもの
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働かない子供には飯を食わせるな
「働かざる者食うべからず」昔の偉いお坊さんが言った言葉と記憶している。
私の両親は小学校卒である。
学問は無かったかも知れないが、人として生きるための大事なことを沢山教えくれた。
その一つに働く事の大切さを教えていただいた。
子供の頃、それぞれ年齢に応じて仕事の役割分担がきまっていた。
その仕事を片付けないとご飯にありつけなかったものだ。
物心付いたころには7歳にして下の弟をおんぶしてのお守、飼っていた鶏、牛の餌やり。
風呂の水汲みは幼い子供には大変な仕事だった。
水道ポンプなど無く、棒の先に付いた木の桶で井戸から水を汲み、フロ桶に水を満たしてから遊びにいったものである。
今の子供たちはおかずが無いと文句を言い,無いと食べないという子も居るそうだ。
食べたくなかったら食べたくなるまで食べさせないことである。
先ずは勉強より身体を使って働かせる事である。
働けば否応無くお腹が空くはずである。
一食、二食食べないからといって死ぬことはない。
私達の頃ははご飯だよといってすぐ行かなければ兄弟が多いのでおかずが少なくなったものだ。
何時もお腹が空いていた記憶がある。
最近の遺伝子工学では飢餓の時に命が強くなり長命の遺伝子がスイッチオンになるそうである。
現在の長命者は貧しさの中で沢山のの子供を育て上げ、今度の戦争を潜り抜け、必死で生き抜いてきた人たちであり、心から尊敬するものである。