古民家は寒い

アルピニストの野口健氏は昨年12月山梨県富士河口湖町に事務所移転した。

築200年の古民家である。

12月のあまりの寒さにビックリ、家の中にテントを張ってもみた。

古民家のリフォームを決断し、窓を二重窓、天井にも断熱材を施工した。

古民家の生活は心に新しい風を吹き込んでくれ、自分に合った「気」に

包んで優しく迎えてくれると古民家の心地よさを伝える。

ただ、古民家の寒さが応えたようであるが、古の日本人が住んで健康に生活していた家である。

昨今寒い家が健康に悪いと暖かい家を求める人が多い。

医師の山田豊文氏は人間の健康には適度の負荷が必要と言う。

冬は寒さにあい、夏は暑さにあうことが適度の負荷になり健康には大事。

冬に温か過ぎたり、夏に涼し過ぎる環境では負荷にならず健康に悪いと教えている。