職人の社員化

平成29年4月から、社会保険に加入していない建設関連企業に対し、「建設業許可」が降りなくなります。500万円に満たない工事に於いては「建設業許可」は必要ありませんが、大抵の企業が500万円以上の工事を受けることでしょうから、社会保険加入は適用除外となる事業所以外、もはや避けて通れないことだと認識しています。

あとは、経営者としてのモラルというか義務というか…工事現場で働く職人や家族みんなが安心して生活できる環境を整えることは、建設業を営むものの宿命だと思います。

社保を完備すれば、会社が負担する保険料が増す為、資金が必要にはなりますが、そこで社員や家族を守る為の中長期的な経営戦略、ビジョンを策定することが大切なことだと思います。

デメリットばかりを考えるのではなく、メリットもありますので、強い信念をもって取り組まなくてはならない課題です。