人は何の為に生きるのか…

とある葬儀の席で、来席者である我々にお坊さんが問いかけた…

「人は何の為に生きるのか?」

難しい質問だが、私なりに思い付いた言葉が2つ…

人生の意味…う〜ん…「感謝すること」と「未来の為に残すこと」かなあ…

そのお坊さんは、手を合わせること(合掌)について、ちゃんと意味がある行為であると仰った。

その意味とは「全てのこと(万象)に感謝し、それをありがたく頂戴する気持ち」であると…

私もその通りだと思った。

私は社員に常々話す。「ありがたいと思うこと」

先の大戦で夢も希望も、家族や愛する人との再会も捨てて、国家の為に命を落とした方々や、3.11の震災で犠牲になった方々などの思いを考慮すれば、我々の日常生活の中での不平・不満などというのは、本当に些細なことなのではないのかと…

今を生かされていることに感謝し、未来の為に今自分ができることを一生懸命頑張ること。

それが、人は何の為に生きるのか?ということに対する答えなのかと、そう思った。

人の命を尊重しない残忍な殺人事件や、いじめなどによる自殺などが後を絶たない…

どうか、本望に非ずして命を落とした方々の為にも、命を大切にして生き抜いて欲しい…

それが、今を生かされて生きている我々の役目だと…

とても考えさせられるお坊さんのお話でした。