チャレンジする気持ち

自分は九州、鹿児島に生まれ育った。思いやりがあって優しい人が多い。その反面、血気盛んで情熱的な部分を兼ね備え、郷土愛に溢れる県民性を持つ。

カリスマ性がある為なのか分からないが、全国的にも経営者、事業家として活躍している人が多い県民とも言われている。

私も自分なりに郷土愛を抱き、歴史的にも崇高な先人達に負けないようにという気概はずっと持ち続けたいものだ。

明治維新、日露戦争などをきっかけに、現在の日本の礎となった故郷鹿児島の先人達。彼らに対する尊敬の念は厚く、御先祖様の墓石には一年中献花がなされている。全国で一番生花の売り上げが多いのが鹿児島県である。

このような性質は言わば県民性なのか、むしろ遺伝子的なものなのかもしれない…

しかしながら、特に何事にもチャレンジするあつい情熱と行動力は、客観的に見ると逆に、時として慎重さに欠けるとか失敗するとか思い付きだなどと揶揄されることも少なくない。

山登りに例えるなら、道に迷ってその場で待機するというよりは、先に進んで正か否かの確信を得ることで新たな道、正しい道を 見つけていくというような感じだろうか…時間を掛け、様子を伺いながら進むべき道を決めるという慎重な性格の人には、いささか心配されるような…

でも私は一度きりの人生、何事もチャレンジして行きたい。チャレンジする気持ちがある以上は頑張れると思うが、もし自分にその情熱が無くなってしまったら終わりだろうと…

失敗を恐れ、何もチャレンジ出来ない人生だけは送りたくない。人との触れ合いの中で、無限の可能性を追い求める姿を見て、負けてられないという気持ちになる。

そういう気持ちにさせてくれる人との出会いに対し、まさに感謝である。