安全・安心・快適

姉歯事件以来、マンションの着工の遅延、中止が相次いだマンション市場である

ここに来てサムプライズ問題でまた一気に取り巻く環境は悪化の状態である。

長谷工の岩尾社長の談話(産経新聞)

「想定以上の悪さだが、当社がやるべき仕事ははっきりしている。

其れは安全・安心・快適で良質な住まいを提供することだ。

経営資源をマンション関連事業にしゅうやくしており、適正価格で高品質な

物件を提供するというノウハウも積み上げてきた。

仕事量が減るという全体的な傾向の中、当社のマンション施工のシェアは拡大している・・・・・。」

安全・安心・快適な住まいというと、我が社の推奨する、

漆喰系珪藻土壁「エコ・クイーン」のキャッチフレーズとぴったりである。

長谷工のマンションは寡聞にして分からないが、現在施工されている多くのマンションの内装はビニールクロスが多いのではないだろうか。

ビニールクロスは日本が一番多く使われていると聞く。

化学物質の塊がビニールクロスである。

その元は塩化ビニールであり、固いものである。大量の可塑剤、不燃化する為に難燃剤が使用され居る。

最近のビニールクロスは表面が柔らかく出来ている。

より多くの可塑剤が使用され居る。元の固さに戻るまで可塑剤のガスを居住空間に排出するわけである。

特に難燃剤のクロルピリホスのガスは北里研究所病院の宮田幹夫医師がサリンと類似の毒ガスであると論文で警告を発している。

精子の減少、子宮内膜症の増加の生殖機能の衰え、うつ病、傾眠症、過眠症等の原因とも言われている。

また教育者の間では朝から疲れている子供が多いといわれる。

一晩中化学物質の有害ガスを吸わざるを得ないわけだからさもありなんと思う訳である。

長谷工のマンションが安全・安心・快適であるというのは日本の未来にとって喜ばしい事である。