骨貯金

「骨貯金」

骨は運動で負荷がかかることを合図に日々再生のスイッチを入れ

丈夫に生まれ変わるそうである。

運動をすれば骨貯金は増える。

子供達の運動不足は深刻なようだ。

「転んで、跳び箱に手をついて骨折」するらしい。

子供は運動もしなくなったが骨を丈夫にする

カルシウム源の小魚、昆布も食べなくなったようだ。

老生の子供時代田園地帯を流れる小川、田んぼの用水路は

雑魚、エビ、泥鰌で一杯だった。

子どもは雨降れば用水路で泥鰌を獲り

冬は小川の底にいる雑魚を獲り

自然の恩恵の貴重なカルシウム源であった。

野原を駆け回り、木登りし骨折など聞いた事もない。

今は小川、用水路はコンクリートになり雑魚も泥鰌も姿を消した。

今の子供はハム、ソーセージは大好きである。

子供の骨が心配は杞憂であろうか。