木村家店蔵震災復興工事

国文化財木村家見世蔵・主屋復旧工事

東日本大震災で被災した茨城県眞壁町の国文化財木村家見世蔵・主屋の復旧工事を施工した。

工期は平成28年1月から平成30年3月足かけ3年掛かった。

土壁解体から始まり、こまい掻き、荒打ち、樽巻、中塗り、漆喰仕上げ、鬼瓦漆喰影盛である。

現代の名工渡辺洋一氏の指導、お手伝いを得て、弊社若手が施工した。

漆喰は角又を煮た本漆喰で、割れ防止にスサを沢山入れたので漆喰仕上げに苦労したが

若手がしっかり蔵左官工事をマスターしてくれたのが収穫である。