快適環境

知人の息子の子供の小学校の入学式で3人の一年生の具合が悪くなり医務室に運ばれたという。

小生も寡聞にして体育館では聞いたことがない。

子供の身体になにか異変が起きていなければいいと思うのは考え過ぎであろうか。

ハウスメーカーは若い子育て世代をターゲットに低価格の家を販売している。

高気密、高断熱で魔法瓶の家がうりで、中はビニールクロスである。

室温は、夏は27度C、冬は23度Cで冬でも薄着で過ごせる全室快適な環境という。

現代の子どもは危険もあり、外で遊ばなくなっていると聞く。

学校も含めてあらゆる建築が冷暖房完備で高気密化している。

子供の成長期、暑さ、寒さにあわないと、毛細血管が正常に成長せず

体温調整が劣る身体になるといわれている。

豆は暑さ寒さにあわないと豆にはなれず子孫を残せない。

現代の快適過ぎる住環境で育つ子供たちがもやしにならぬことを祈りたい。