手紙を書く

先日の産經新聞の一面 「産經抄 」に、弊社の社長が採り上げられました。全国各地の知人から、記事を読んだよというご報告を頂きました。

「日本の住まいは夏を旨とすべし」

兼好法師(吉田兼好)が、著書「徒然草」で述べた一文です。

高温多湿な日本の夏を快適に過ごすべく、大昔の日本人は「土」と「木」と「紙」を使った家づくりをしました。素材が自然に湿気を吸収・放出して、快適な湿度にコントロールする家であり、まさに日本人ならではのものづくりに対する知恵だった訳です…

しかしながら、兼好法師がもし今生きていたら、きっとエアコンを使っていただろうという20日程前の「産經抄」の記事を読んで、社長が物申す手紙を産経新聞さんに送ったのがきっかけです。

手紙を書くということが、いかに人の心を動かし、いかに説得力があるかということだろうと思います。

デジタルの普及により、メールでのやり取りが普通になってしまいましたが、本当に伝えたい気持ちや熱い思いというのは、やはりアナログであるべきなんだろうとそう思います。